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バリアフリー、ユニバーサルデザイン、企業研修

ユニバーサルデザインを基本理念としています。

障害者雇用をするための環境整備としてバリアフリー化の改修を行う。それを固定概念にとらわれなければ、間違いではないので構いません。
仮に障害者を受け入れる物理的なハード面が整備されたとしても、非物理的なソフト面の対策(思いやりのこころ=こころのバリアフリー)がなければ、本当の意味でのバリアフリーにはなりません。「仏作って魂入れず」のようなことはご提案しません。

「バリアフリー対応施設」みたいですが、本当に大丈夫ですか?
バリアフリー対応施設を勉強のために確認していますが、8割はダメです。
接客対応もひどいところがありました。

オフィス、店内環境の整備・ハード整備


障害者が働きやすいオフィス環境は当然、女性にも好評です。
妊娠中は転倒に対する恐怖や不安がありません。また、重い荷物などを運ぶ際にキャスターを使うことができるなどの効果もあります。
フロアの段差など物理的な障害から、多目的トイレ・着替え室・休憩室など精神的な障壁を取り除くのも含めています。ユニバーサルデザインを基本理念としています。

お客様や取引先が来て「うらやましい」と思ったオフィス環境は、社風ひいては商品もこだわっているように思われます。
そういうところは自然と、5S(整理・整頓・清潔・清掃・教育)が徹底されています。
※「躾」という言葉が嫌いなので「教育」としています。

店内環境をユニバーサルデザイン化したことで、今まで来店できなかったお客様が来てくれたり、利用しづらいと思っていたお客様の来店回数が増えて儲かったという道筋を築きます。
「障害者に優しいと、すべての人に優しい」こともあり、すべてのお客様にも喜ばれて「みんなに優しいお店づくり」となります。
意外と知られていませんが、従業員の作業効率も上がり結果、CS(顧客満足)・ES(従業員満足)向上にもつながります。

私どもがコンサル業務を引き受けた場合、お困りごとやご要望などをヒアリングさせていただいたうえで、実際の現場を確認してからご提案します。
最近見かけるのは、とりあえず手すりをつけましたので、障害者や高齢者に優しいです的なところは、かえって薄っぺらい考えが透けて見えます。
なぜダメなのか実際に見せてお伝えします。

経営者・人事担当者・社員の企業研修

いま障害者や高齢者だけのバリアフリーではなく、多様な個性を持ったすべての人が安心して生活するためには、ユニバーサルデザイン化が必要とされています。
ユニバーサルデザインは、「思いやりのこころ」「情報」「サービス」など形がないのも含まれます。
お困りごとやご要望などをヒアリングさせていただいたうえで、最適な研修を企画しご提案させていただきます。

①ユニバーサルマナー研修・ソフト対策


接客=「教育」がとても大切です。良い店は接客を見れば分かります。
「障害者に対して良い接客は、誰に対しても良い接客」だと思います。
人を見た目で判断したとしか考えられませんが、こちらが横柄な態度をしていないにもかかわらず、接客対応が悪いと不快です。

なぜ「接客」と思ったのは、2ヶ所検診に行ったときの出来事でした。
最初のところは、受付から会計まで接客対応が最悪なところでした。
次に行ったところでは、受付から看護師・検査技師・医師から会計まで接客対応が良くて、説明も分かりやすく丁寧でした。医院長だと思いますが、トップがホスピタリティに関心のあるところだと気分も良いですし、検診以外でも何かあれば行こうと思います。

他には、競技用車いすを購入しようと店舗に行ったら、今までで一番接客対応が悪かったので、さすがに怒ってしまいました。
当然、他社の競技用車いすを購入しましたが、たとえどんな良い物であっても、接客対応が悪ければ意地でも買いません。

その人の性格から接客対応の良い人はたまに見られますが、接客対応によって企業全体のイメージやトップの考えが分かりますのでとても重要です。
「障害者に対応が良いと、すべての人にも対応が良い」と断言します!

マニュアル化した接客マナー研修はできませんが、接客マナーを覚える前に基本的な考え方があります。いつでもどこでも対応できる障害者目線のユニバーサルマナー研修をします。
他では得られない本物の学びを体験しませんか。

②人権教育、啓発研修・ソフト対策


「車いすに乗ったり、押したり(介助)する」「目隠しをして白杖(棒)を持って歩く、介助する」上辺だけの知識と体験ですが、中学生レベルです。
もう、「やってる感」「やった感」は終わりにしましょう。本物の学びを体験しませんか。

受講者が「自分で考え」「自分で感じ」「自分で行動する」ことを基本とする主体的・実践的な研修です。
「障害は障害者が努力して解決すべき」という考えから「障害はその人にあるのではなく、環境がつくるもの」に意識変革させることを目的としています。

経営者・人事課に対する研修をします。
「失言や差別発言の危機管理」
いまは経営者や幹部の失言、差別発言で進退問題に発展します。
本人だけの問題にとどまらず、組織全体にも影響を及ぼします。人が無意識に持っている、偏見や思い込み=「アンコンシャスバイアス」への対策が不可欠といえます。
アンコンシャスバイアスとは、「人が無意識に持っている、偏見や思い込み」「経験則によって、気づかないうちに身につけたもので、本人が意識しないところで、行動や意思決定に影響を与える」「無意識の偏見」になります。

参加的・体験的な「人権」と「権利」の学習によって、自分自身でも気づかない考えの偏りや先入観による思い込みを自覚することが重要です。
偏見や思い込みに気づき、正しい知識を身につけることによって、多様な人材の確保・活用、離職率の低下、ハラスメントの防止、企業としてのイメージアップなど、多くのメリットを享受できるでしょう。

すべての社員に対する研修をします。
「見えにくい障害者の困難」
何でも「障害者は楽をしようとしている」と思われがちです。
例えば、当たり前のように障害者は職場に来ていると思っていますが、見えないところでとても苦労しています。
二次障害(患部をかばうので、健常の箇所を痛めて、新たに別の障害が加わる)など障害者雇用の前に絶対押さえておきたいことを分かりやすく説明します。

例えば、「杖を使わないで歩け!リハビリだ!」という方がいました。パワハラです。
眼鏡をかけている人に「眼鏡を外して生活(リハビリ)したら視力が良くなるの?」と同じことです。
日本人は、点でしか物事を考えられない人、思考が偏っている人が多いような気がします。
パワハラ、障害者ハラスメント問題が起きる前に対策しませんか。

障害者について正しく理解することを目的としています。
一方的な講義だけではなく、参加的・体験的な学習をします。
そうすることで、〇〇〇障害についてこういう傾向はありますが、マニュアル化することはできないことが分かります。

固定観念を打破し、逆転の発想で考える


公共交通機関や建築物において良心を信じた「電車やバスの優先席、車いす・ベビーカーのスペース」「多目的(多機能)トイレ」「エスカレーターの片側空け」「優先エレベーター」「排除アート」「ヘルプマーク」「マタニティマーク」について

条例、Hostile architecture(敵対的な建築)、ポスター、チラシ、CMなどで啓発しても時間とお金の無駄です。
そのお金(予算)で、根本的な問題解決へ向けてご提案します。スマートに解決しませんか。

まちの様子がバリアフリー化されたのは、障害を持つ仲間が外出したからです。
次は、働くことによって、職場・社会のバリアフリー化につながることを信じて。。。