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相談は無料か、有料か

500回以上相談した経験

「相談は無料か、有料か」と、答えを2択に限定しているのであれば、有料と答えます。
正確に答えるのであれば、有料の方が満足する確率が高いです。ただし、有料の相談でも失敗しますし、無料の相談でも良くて何度も相談することがあります。

私はコンサルティングをしているので、些細なことでも相談に行きます。同じ業種でも相談相手の態度や回答は違いますのでとても勉強になります。
実際に500回以上相談に行きました。だいたい9割は無料相談で、1割は有料相談を受けてきました。

まずはじめに、相談といっても弁護士、社会保険労務士などの士業からホームページ集客、チラシ作成の相談などたくさんあります。
有料であれば、同じ業種でも相談料も違いますし、無料であれば、東京都や区役所の無料相談から東京商工会議所などの会員になれば無料相談ができるのもあります。(ここでは前述を「相談相手」といいます)

昔はほとんど対面相談でしたが、今はオンライン相談、電話相談、メール相談、土日休日、夜間など相談の方法・時間が変わり、相談しやすい環境になってきました。

よく2つの相談を受けます。


1.良い人紹介して
「良い人紹介して」はおすすめできません。
2回紹介いただきましたが、私には合いませんでした。相談相手の態度が悪いのと回答と見立て(こうだろうと予測すること)を聞き、実力がないと判断しました。もしかしたらうまくいく場合はありますが、私のようにうまくいかない場合、紹介いただいた方とは会いにくくなり、友人関係が崩れてしまいましたので、紹介ではなく自分で選んだ方が良いと思いました。

昔は紹介ではないと相談できなかったこともありましたが、今はパソコンやスマホを使いインターネット検索して、紹介がなくても相談できるので、自分の合う方を探すのも1つの方法です。

2.どのように相談したらいいのか
「どのように相談したらいいのか」は難しく考えなくていいと思います。
淡々と経緯を伝えて、相談したいこと、困っていることを話せばいいだけのことです。ただし、感情的にならないことです。

迷ったら、必ず2人以上違う方に相談することをおすすめします。なぜなら回答の違いが分かるからです。
例えば、ラーメンなどおいしいのを食べれば、それが基準になるのと同じです。
そのため、日頃から些細なことでも無料で相談に行き、慣れておくといいでしょう。

私が「態度」と「見立て」にこだわる理由


態度にこだわる理由
法律行為は委任、それ以外は準委任すると、相談相手と長くお付き合いしなければなりません。相談時、態度が悪いと委任または準委任後も態度が良くなることはありませんよね。

見立てにこだわる理由
必ず委任または準委任する前に、今後の見立てを聞かないといけません。相談相手がどのように行動するかの目安になるからです。

そもそも回答が悪いのは論外です。

相談する前に覚えておくと良いこと


・これが一番重要です。質問はその人の性格と能力が分かります。質問が悪ければ回答も悪くなりますし、気分も悪くなります。日本人は質問が本当に下手ですね。
・相談者は事前に話す内容を整理し、メモを残しておいた方がいいでしょう。
・一般論ではなく、相談者の立場で回答する方を選びましょう。
・できない相談相手は、専門用語、カタカナ用語、法律だからを多用します。その後、補足で説明してくれたら大丈夫です。
・例え話がうまい、分かりやすい。
・メリットとデメリットを正直に伝えてくれる。
・そもそも回答が悪ければ違う人に相談すればいいだけです。「委任または準委任しなくて良かった」と、割り切りましょう。
・本、テレビ、インターネットなどで調べて、他の方の成功体験と相談者の困りごとは一緒ではないことを理解していないと後で後悔します。

伊勢屋グループでは、無料相談はしていません。


伊勢屋グループとは、(Pictogram Art、手話指文字・点字アート、Origami Art、障害者コンサルタントコズミック、SOHOしあわせのハコ)です。

ちなみに、私の場合は自信があるので無料相談をしていません。
もし、お問い合わせでお仕事のご依頼内容を拝見して、「できないのはできない」と、最初から正直にお伝えします。

お問い合わせで「少し教えてください」など無料で聞きたがる方はいますが、お断りしています。
理由は、現場に行かないで安易に答えることはしたくないですし、経営理念で「三方よし」と謳っているので、三方よしになりませんから。

本物を知っているから偽物が分かる。
日頃からいろいろ相談して「ヒトを見る目」を養いましょう!