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推奨する理由4

ソフト面のバリアを気にしなくてもいい。

物理的なハード面も大切ですが、ソフト面(制度・こころのバリアフリー)の充実が重要であると考えています。

見えにくい障害者の困難


健常者の「職場での悩み」でいうと、人間関係・給料・休みの取りやすさなどから考えるところですが、障害者は人間関係の前に通勤・オフィス環境を除いて、治療環境(通院)も考えなければなりません。
障害の状態が安定していても、検査や投薬のために定期的な通院が必要な場合があります。

定期的(月ごと)に診療、維持的リハビリテーション(毎週1回以上)を行わなければならない方はいます。
人工透析患者は、人工透析(血液透析療法)が少しずつ夜間透析を行うようになってきましたが、まだ問題があって完全には解決していないのが現状です。

職場で病気休暇などの制度があればいいですが、まだまだ有給休暇を使っているところが多いです。すでに有給休暇を使い切ってしまったため、病院に行くことができない方、仕方なく治療を諦めた方または仕事を辞めた方がいます。

治療環境(通院)以外では、障害のせいで怠けたい訳ではないのに、「怠けている」と勘違いされているケースがあります。
精神障害者が、上司へ正直に悩み「天候(気圧)によって体調が良いときと悪いときがある」と相談したら、「怠けている」「楽しようとしている」などといわれて、「相談しない方がよかった」「分かってもらえず嫌な思いをした」「答えが分かっているから我慢している」など当事者は切実に困っています。

身体障害者の場合ですが、天候(気圧)でいうと、夏や冬で痛みは違いますし、雨・梅雨・台風でも痛みは違います。前日から痛みで次の日雨だと分かるときもあります。
確かに天候(気圧)によって影響はあります。
各個人の障害の程度によってさまざまなケースがありますので、ご理解いただければ幸いです。

物理的なハード面とは違い、ソフト面は制度や意識の問題なので解決策はあっても、障害者が我慢しながら働いていていたり、諦めて仕事を辞めているのが現実だと思います。
これも精神障害者ですが、「働きたいけど、人と話すことができない」「人間関係に自信がない」という方もいます。
SOHOは、治療環境(通院)・ご自身の障害や体調に応じて仕事と両立できます。