災害時は平常時の自宅感覚で電気は使えないと思うべき。


 もし、「災害で長期停電した時に通常の感覚で電気を使える」ことを目標にした場合、エンジン発電機で電気を起こした場合でも重さ100kg以上の大きな発電機が必要ですし、1日に数リットルの燃料を消費します。
 鉛蓄電池で平均的な一般家庭の(エアコンや電子レンジも含めた)1日分の電気を蓄電しようとした場合、重さは300kg以上となり、たとえ太陽光パネルを屋根全面に敷き詰めても、住宅密集地の狭い家だと足りなくなるかもしれません。
 費用も高額になりますので、停電のときに通常の感覚で電気を使えるようにするのは非現実的です。

 災害時に電気を使う際は、太陽光発電を使うにしても、電力会社の電気を使うにしても、必要最低限の電力消費にとどめるべきで、それも「普段使用している家電製品から削る」ではなく、「どうしても電気が必要なところをゼロから考える」位の覚悟が必要です。
 たとえば、安全のためにLEDライトで必要最低限の明かりを確保する、情報収集のためのラジオや、緊急連絡のため携帯電話の充電をしておくなどが考えられます。



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